Unity のプランの価格設定とパッケージの更新 | Unity Blog
Dear Done Dead(以下DDD)はUnityを使用してまぼろしキャラバンを開発しています。
今回は現在話題の上記に関するDDDへの影響・対応について。
※あくまでDDDに関する話であり、他の開発者様には関係ありません。
※記載内容は2023/09/16時点の話となります。
変更は大きく分けて2点。
- インストール回数に応じた条件付き支払いシステム追加
- Unity Plus(安価な有料プラン)廃止
1.インストール回数に応じた条件付き支払いシステム追加
2024年より過去作含むUnity製作品がヒットした場合、別途インストール回数に応じて支払いが発生するシステム「Unity Runtime Fee」が追加されます。支払い額は利用中プランや収益で変わります。
現段階においてDDDは影響を受けません、残念ながら。
現状、システム導入自体への反対もありますが、どのようにインストール回数をカウントするのか等、正しく機能するシステムが提供されるかも話題になっています。下はその一例です。
海賊版のインストール分はどうするの?
→ 海賊版はカウントしないよ
→どうやって区別するの?(区別可能なら海賊版は起動不可にしたら?)
2.Unity Plus(安価な有料プラン)廃止
Unityは無料のPersonal、有料のPlus、Proなど、複数プランがあります。有料の中で一番安いPlusが今回廃止となりました。それに伴いPersonalに一部機能が増えてます。
有料プランには様々な利点がありますが、特に重宝されているのはゲーム起動時に表示されるUityロゴ(スプラッシュスクリーン)を消す機能です。
DDDはまぼろしキャラバン開発にPlusを使っていたので、変更の影響を受けます。
Plusのライセンスが切れたらPersonalに以降予定です。無料プランになるので起動時Unityのロゴが増えます。その他ゲーム内容への影響はありません。
Plusからひとつ上のProに移行すれば現在の表示を維持出来ますが、Plusが年間約5万で、Proが年間約27万*です。DDDは差分を払うよりその分を機材やコンテンツの拡充に充てたいです。その方が自身も遊ばれる方も楽しい作品になると判断しました。ご理解いただけると幸いです。
ひとまず、まぼろしキャラバンはUnityで作り切ります。その後のことはまたその時に考えます。Flash(ActionScript)のようなサポートの終了したツール以外なら色々触ってみるのも楽しいかなと。
*2022/10/13の値上げでPlusが年額5万2,668円 Proが年額26万7,960円になったのが最新のはず